JR代々木駅前の代々木カメラさんが、今週末、19日で閉店です・・・。学生の頃からですから、もう30年くらいも、たまに寄らせてもらっていた店です。何度か古いニッコールなんかを買ったりした覚えがあります。最近も、もっぱらウインドーショッピング状態でしたが、ちょっと気になる出物があったりして、それがある日なくなっていると、どんな人に買われれたのかな、大切に使われているかな、などと思ったりしておりました。
最近は小柄なおねーさん(?)がいろいろと親切に接客してくれていましたが、ご店主がそろそろ体力的につらくなってきたことや、店舗の賃貸契約も切れるということで、閉めることにしたそうです。残念ですね。長い間、ありがとうございました。おつかれさまでした。
最後まで気になっていたもの・・・サンパックMS4000PROモノブロック。
仕事で、いろいろ画像処理技を研究していたところ、あ、こんなのもできるんだ、と、基準星指定複数画像加算平均合成を独立発見。昨日アップしたマックノート彗星でもやって見ました。
2010年6月15日 2h49m~
EOS Kiss X4 EF-S55-250mmF4.5-5.6IS (250mmF5.6)
ISO6400 0.5sec Jpeg WB:Auto
三脚固定 ステライメージ6にて、10コマ加算平均コンポジット
PhotoShopCS4にて、トーンカーブ調整
ピクセル等倍で切り出し
自宅マンション通路にて(だから、わかったって)
今日は10コマ合成です。
すごく暗い星までしっかり写っていて、ちょっと驚きですな。彗星のぼんやり感もよくわかるようになりました。
マックノート彗星が見えています。
明け方の北東の空ですね。
昨日未明に、結構すっきり晴れていたので、カミさんの双眼鏡(スワロフスキー10×50)で探してみたら、予報位置のところで簡単に見つかりました。
じゃあ、写真でも撮っておくかと、デジタル一眼レフに望遠ズームを付けて、三脚に載せてぱちぱち。なんだ、ちゃんと写っているじゃん。いやいや、いい時代になりました。
2010年6月15日 2h49m~
EOS Kiss X4 EF-S55-250mmF4.5-5.6IS (250mmF5.6)
ISO6400 0.5sec Jpeg WB:Auto
三脚固定 PhotoShopCS4にて、8コマ適当写野ずらしコンポジット、トーンカーブ調整
ピクセル等倍で切り出し
自宅マンション通路にて(笑)
そんな訳で、右下の緑色のぼんやりしたのが彗星です。左下の明るい星が、ペルセウス座δ星(3.0等)、上の星が7.5等です。まあ、そんなに明るくないですね。少なくとも、肉眼では確認できませんでした。これから、月末に向けてどんどん明るくなる予報ですが、日の出時の地平高度が下がるので、観望条件は悪くなりそうです。
梅雨に入って天気も今ひとつなりそうなので、これで見納めですかね。
宇宙研関係者の皆さんは、良いお仕事をされました。
ミネルバは元気かなあ・・・。
さて、技術力が高ければそもそもトラブらないだろうとか、いつの間に工学実験衛星から小惑星探査機へ名称がすり替えられたのかとか、こんな時だけしゃしゃり出てくる丸の内がイヤらしいとか、擬人化の是非とか、いろいろ思うところはありますが、ブログが炎上するのも面倒なので、突っ込むのはこの辺にして、と。
やっぱりお金なんですかね。技術力は金で買う。予算があれば、もっと人的、物的リソースを集めて、もっといい物が作れるところを、資金がないから何かとマージンのないピーキーなマシンになってトラブっちゃう。トラブルは人災だよね。アポロ13と一緒。で、リカバーはエンジニア魂だ。エンジニアが不眠不休でがんばりました、みたいなことをいうけど、彼らはそれで給料がたくさんもらえるって訳でもないでしょうし、そこをエンジニアの性に頼って仕事をさせるのもなんだかなあ。
でもまあ、世間の注目を集めたのは良いことですね。ということで、日本国は相模原にもっと予算を、宇宙探査、宇宙開発にもっと予算を出しなさいっ!
あ、サッカーの皆さんもお疲れでした!
昨日(あ、もう一昨日)は、お仕事撮影で富士山に行ってきました。朝からすげーいい天気で、こりゃサイコーみたいな感じでお仕事を進めていましたが、午後になると急速に雲が広がって、夕方にはどんより。でも、まあ、せっかくなので、夜の富士山の写真も欲しいじゃないですか。で、夜まで粘っておりました。夜遅くになって、ようやく雲間から星がチラチラ。じゃまあ、少し上まで行ってみましょうかと、太郎坊まで昇りました。富士山っぽい形に富士山が写らないと、なんだか富士山な感じじゃないので、五合目だと上過ぎるし、妥当な選択です。
で、未明になって、雲がどんどん下がって行きます。御殿場の街が完全に雲海に沈んで、ややガスってはいるものの、とても暗い星空になりました。ちょっと昇るかな、とカメラと三脚を担いで、登山道を500mほど昇りながら撮影開始。そのあたりに1時間くらいいたでしょうか、気が付くと、濃いガスが急速に昇って来ます。あっという間にホワイトアウト。やばいなあ、駐車場の外灯も見えなくなってしまいました。ろくに登山の装備も持っていませんし・・・。
しばらく経っても、いっこうに回復するようすもなく、気温も急速に下がってきました。髪もジャケットも露でかなり濡れてきました。まあ、氷点下にはならないにしても、かなりの軽装です。仕方なく、登山道の縁のテープを頼りに、ゆっくり下ります。駐車場の外灯の明かりが何となく見えてきたときには、ホッとしました。
いつも、「邪魔なんだよな、夜なんて誰もいないんだから、外灯消しとけよ」など悪態をついておりましたが、「外灯があって良かった」と思った一瞬でした。あー、助かった・・・。
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