川村の夜望II

オリオン座流星群をがんばって見に行きましたよ。いや、たぶん例年よりは多いのでしょう（というか、例年を知らない・・・）。そこそこ出現していました。でも、写らないですね。３夜でたぶん２０００コマくらいは星野を撮っているのですが、流星の写っているのはほんの十数コマくらい。なにせ、速いので、写りがよくない感じもします。というわけで、一番、見栄えのする流星を公開します。昨夜は曇りだったのですが、連夜コンスタントに出現している感じなので、今夜も撮りに行こうかなあ。

　今年のオリオン群はちょっと出そうだよ、ということで、対流星撮影用にEOS 5Dmk2用の外部電源を作ってみました。カーバッテリーの12Vで動くと便利なのですが、純正品では、AC100VからのACアダプターキットなるものしかありません。しかも、EOSデジタルは、伝統的にダミーバッテリーのDCカプラーをカメラ本体に入れるというアンビリカルケーブルスタイルなので、ACアダプター的にサクッとカメラに差し込んでおしまいというわけにはいかないため、いろいろがんばらねばなりません。それでも、パーツとしてDCカプラーが単独で販売されているのでこれを使えばなんとか外部電源を自作可能です。で、Yカメラ店で「5Dmk2用のDCカプラーください」といったら、店員さんにもうもうもうしつこいほど、「他機種のACキットでは使えませんよ、いいんですね、いいんですね、いいんですね！！！」といわれて、「いいんですいいんですいいんですよぅ、それだけくださいくださいください！！！」といって、ようやく売ってもらいました。いや、Yカメラの店員さん、ご心配ありがとう。まともに動かなくても自己責任でがんばりますから。

　というわけで、ストックされているパーツをかき集めて、半田付けやら、ケースの穴あけやら、がんばって仕上げてみました。メインの電気系は、秋月電子のDCDCコンバータキット（今はもう扱っていない？）です。これで12Vから8Vまで電圧を落とします。うれしいのは、DCカプラーのコネクタが、汎用品のEIAJ極性統一プラグ#4になっていたことです。EOSデジタル2桁シリーズのDCカプラーは、独自規格（？）のようで、外部電源に仕立てるときにコネクタを切って汎用の物に交換する必要があったのですが、汎用品だと切らずにすみます。というわけで、無事に完成。テストも何事もなく終了で、早速、実戦配備です。

ちょっと前から、原稿書き用のメインマシンであるウィンドウズ２０００のPCの調子が悪くて、そろそろ乗り換えかなと、別のウィンドウズXPのPCに仕事環境を移行しつつあったのですが、ついに起動しなくなってしまいました。ウィンドウズの起動画面は出るのですが、その後、一瞬、ブルーバックになって、再起動を繰り返すという状況で、どうやらHDDが物理的に壊れているようです。思えば、SETI@Homeをやっていた頃からのつきあいですから、ずいぶんがんばってくれたものです。

困ったのが、プリンタ！主にテキストを読むための印刷をしていたので、さくさく動くモノクロページプリンタを使っていたのですが、なんとXP非対応！！CANONのLBP-220proという機種ですが、まだまだ動く（用紙の補給がちょっと不調くらい）のに引退です。ウィンドウズ２０００までなら使えますので、どなたか取りに来てくだされば、差し上げます。

ちなみに、仕事にならないので、がんばって新しいのを買いました・・・。

退院祝いに世界各地のビールをもらいましたよー。がんばって飲むぞー！

いや、まあ、別にたいしたことはないのですが、ちょいとプチ入院をしてきました。ほんの数日のことなので、重たい病気の方や怪我で入院されている方、すみません。それにしても、医療ってすごいですね。血管に針刺して、直接栄養を血液に流し込むなんて、だれが考えたのでしょうか？その名も点滴。人類はすごいねー。わたくしもがんばりたいと思いますよ。

当面の撮影機材について、がんばっていろいろと試行錯誤中です。ということで、感じのいいエンコーダが欲しくて、EOSの電子ダイヤルがいいじゃんと、一台バラしてみました。いやあ、もうずいぶん前に使われなくなったと思われるジャンクを入手したのですが、それでもストロボのコンデンサーの接点をドライバーで触れると、バッチッと火花が飛びました。ああ、怖っ。電子ダイヤルが目当てなのですが、まあ、勢いでほぼばらばらになりました。ねじは１３０本ほど外しています。あー疲れた・・・。

もう１０月ですか・・・。この夏は、かなりがんばりまして、ぜんぜんブログを書く元気もない日々でしたので、ほんとに久しぶりですな。

ちょっと、落ち着いて来たので、仕事じゃない天体写真なんぞを撮ってみたりして。広角のニジミ星座写真で画面の端っこで輝星のニジミが伸びない撮影方法を実験したりしています。そんなこんなで、掲載画像は画面ぎりぎりのベガとアルタイルが放射状に伸びずに、きっちり丸く写っているはくちょう座のほぼ全景です。